1月の新聞を整理していたら、目を背けたくなるような記事が。東京で小1の男児が両親から暴行を受け、虐待死させられたと▼全国で幼い子どもが被害者となる痛ましい事件が後を絶たない。幼い子どもは自分で自分の身を守るすべを知らず。理不尽な大人の前では無力だ。そういった大人から子どもたちを守ってやるのが親の役目のはずなのだが…。それが実の親が加害者になるケースが増えているというから、世の中狂っている
▼昨年度、県内児童相談所の虐待対応件数は238件で、18年以降毎年200件を超えている。こうした現状に県は地域の児童見守り力の強化を図る一方、若い子育て世代を対象にした勉強会などのを開催を決めた▼しかし行政の対応にも限界がある。そこで地域の監視の目が重要になる。生傷の絶えない子どもを見たり、夜中に子どもの叫び声を聞いたりと、不審に思ったら警察や関係団体に連絡することだ。地域の力で幼い子どもを守ろう。