桜によるまちづくりを推進している好間地区。取り組みにふさわしい「第1回よしま桜まつり」が先日、好間工業団地内の好間公園で開かれた▼主催したのは、桜のまちづくり実行委員会と、好間工業団地連合会。同委員会は13年に発足、年2回草刈り作業などの活動を行っている。地道な活動が認められ、19年には日本さくらの会から「さくら功労者」を受賞している。同連合会は昭和63年の設立。環境にやさしい工業団地づくりや地域交流の推進を掲げて、さまざまな活動を行っている▼今回は市から借り受けた約1万8000平方㍍に、約300本のソメイヨシノやヤマザクラを植えた。数年後の春先には、団地内のサクラが咲き乱れる様子が目に浮かぶ▼好間地区といえば、ジャンボメニューも有名だ。14日に終わったいわきフラオンパクのメニューに加わったり、テレビロケも行われるなど、イメージがすっかり定着した感がある。これらの今後の展開も楽しみだ。
片隅抄