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片隅抄

2010.08.11

 広島、長崎での原爆投下に終戦記念日と続く8月は、1年のうちで「戦争」というものをもっとも強く意識する月だ▼抄子も8月に入ると、先の大戦を題材にした映画や書籍に目を通すのが、ここ数年の定番になっている。先日も自室の本棚から小説『夕凪の街 桜の国』を引っ張り出して2年ぶりに読み返した。広島で被爆し13年後の夏、27歳の若さで亡くなる女性の物語。主人公の女性が死ぬ間際に言った言葉が印象に残る。「なあ、嬉しい? 13年も経ったけど、原爆を落とした人は、私を見てやった! またひとり殺せた! ってちゃんと思ってくれとる?」▼戦後65年、終戦の日(8月15日)がいつなのか、知らない若者が増えているという。〝生〟を渇望しながら、理不尽な戦争によってその思いを踏みにじられた多くの同胞たち。戦後世代ながら戦争を次の世代に伝えなければならない思いを強くする▼不戦の誓いを新たにする8月15日がもうすぐやってくる。

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