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片隅抄

2012.03.09

曇り空でで肌寒かった東日本大震災当日。あの悲劇の日から1年を迎えようとしている。時間を戻すことはできないが、せめてもう少し早く津波から逃れることができたなら▼地震発生の数時間前、ある中学校にいた。卒業生を前にそぐわない話を延々と述べ、歌まで披露する関係者に辟易しながら閉式を待った。形式通りでは味気ないが、その場の雰囲気も考え粛々と進行すべきだったと今でも思う▼震災1年に合わせ、いわき市内各地では犠牲者の追悼式が行われる。市主催の式典はじめ沿岸部、仮設住宅、葬斎場など会場はさまざま。祭壇に生花を捧げるシンプルなものから、歌舞音曲のイベントと見間違うものまである▼大雪が降った先月末、国道6号を「ザッザッ」と歩く僧侶の一団を目にした。全身雪にまみれ前進する姿に畏怖すら感じた。後日、神戸市からいわきに「希望の灯り」を運ぶ途中と知った。3・11追悼、鎮魂の式に足を運び、その意味を考えたい。

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