今日から師走。忘年会シーズンを迎える。取引先との宴会をはじめ、同僚、先輩、友人との絆を深める飲み会が増える時期▼そこで心配なのが飲酒運転。福岡市職員が飲酒運転で追突事故を起こし、幼い命が奪われた事件をきっかけに、飲酒マナーに対する世間の見方が厳しくなったのは周知の通り。その後、道交法が改正され、運転するのを知りながら、一緒に酒を酌み交わしただけでも罰に問われる時代。「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」をあらためて肝に銘じたい▼この時期は、交通事故だけではなく、犯罪や火事も増える。警察、消防署、地域の役員が協力して事故や犯罪、火事などの未然防止に努めるが、警察、消防署員だけで防止するには難しい面がある▼事故や事件はいつ起こるか分からない。また、いつ自分の身に振りかかるかも分からない。飲酒でのトラブルはもとより、戸締り火の元チェックなど、身近でできることから用心していただきたい。