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片隅抄

2011.01.27

 産地偽装や賞味・消費期限の改ざんなどが相次いでから「食の安全・安心」が叫ばれて久しい。地元生産―地元消費を略した「地産地消」とともに、朝市や直売所などのほか、スーパーでも生産者の顔が見える農産物が人気を集めている▼三和町で先日、三和公民館の後期市民講座「三和産素材を使ったスローフード(冬編)」が開かれた。教室は生産者と消費者が調理を通して交流を図るのが目的。参加者たちが、アピオス(ほどいも)の空揚げやカボチャのゼリーよせを作ったほか、凍みもちづくりも体験した▼アピオスもカボチャも、教室で使った野菜はすべて三和産。地元の〝おかあさん〟が漬けた漬物も振る舞われ、〝地産地消〟を実践していた▼取材を終えた帰り際、教室で作った料理と漬物をいただいた。ヤーコンの漬物は初めて食べたがシャリシャリしておいしかった。三和を出発する際は小雪が降っていたが、愛情たっぷりの漬物を食べて、心が温まった。

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