2月も20日を過ぎたが、この時期懸念されるのが、インフルエンザの流行状況。県感染症情報センター(県衛生研究所)の県感染症発生動向調査週報によると、県内全域で流行が続いているという▼第6週(7~13日)のインフルエンザの報告者数は1126人で、定点当たりの報告数は14・08。いわき市では246人で県内で最も多い報告となっている。同センターでは予防の基本の手洗い・うがいの励行、マスク着用など注意を呼びかけている▼市内では、1月から私立高の入試が始まり、福島高専の入試も20日に行われ一段落した。県立高校Ⅱ期選抜の出願先変更も今日正午に締め切られ、最終倍率が決まった。いよいよ高校入試の本格的シーズンを迎える▼受験生は3月9日の本番に備え、最後の追い込みに入っているに違いない。残すところ、2週間あまり。ぜひ体調管理を万全にして試験に臨み、14日の合格発表には晴れやかな笑顔があふれることを期待したい。
片隅抄