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片隅抄

2011.07.01

 たとえば小津安二郎と笠智衆、黒沢明と三船敏郎。巨匠と名優のコンビが後世に残る映画を作ってきた。近年では山田洋次と渥美清の組み合わせがそうだろう▼その山田監督が先日、復興応援のためいわき市を訪れた。内郷コミュニティセンターを会場に、男はつらいよシリーズ第15作「寅次郎 相合い傘」の上映と監督の講演というファン垂涎の催しだった。足を運ぶことはできなかったが、同作品は何度も見た▼マドンナは最多出演の浅丘ルリ子さん。前作同様、歌手リリー役で登場し2人は北の港町で再会する。そして場面は葛飾柴又。到来物のメロンをめぐり、機嫌を損ねた寅次郎に意見するなど気心の知れた同士が展開する小気味よいセリフの掛け合いが妙だった▼シリーズは渥美さんの死とともに48作で終焉したが、そのあざやかなラストが今も脳裏に残る。翻れば、さる公人らの往生際の悪さはどうだ。「それを言っちゃあ、おしまいよ」と叱られそうだが。

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