市主催の「東日本大震災いわき市写真展」が22日、ラトブ5階のいわき総合図書館で始まった。写真展では、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震から、現在の復旧・復興に向けた取り組みなどを写真で紹介している▼先日、会場に足を運んだ。津波など、その場にいない限り撮れない写真、震災当時の臨場感あふれる写真などがパネルで展示されている。平日だったが、多くの市民が訪れ、写真に見入っていた。本紙が提供した写真や3月12日、4月12日付の紙面も展示されている▼記者になりたてのころ、写真を見れば状況がすぐ分かるような写真を撮ってくるよう徹底的にたたき込まれた。震災写真展を見ていて、震災当時、自分が置かれた状況などが鮮明に思い出された▼写真展は30日まで、いわき総合図書館で開かれている。その後は11月25日からの市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」まで、4カ所で順次開かれる。写真展を見に出かけてみては。