日本時間の昨7日に開票が行われたアメリカの大統領選。会社でテレビの途中経過を見ていた。現職で民主党のバラク・オバマ氏が共和党のミット・ロムニー氏を破り、オバマ氏が再選を果たした▼大統領選は当初、大接戦が予想されていた。フロリダ州での開票が終わっていないが、獲得選挙人で見ると、オバマ氏がロムニー氏に100近くの差をつけるなど、ふたを開けてみると思いのほか、大差がついた印象。テレビのニュースなどで、オバマ氏支持者の熱狂的な様子が放送されていた▼公債発行特例法案が審議入りしたものの、日本ではいまだ政局の混迷が続いている。衆院の年内解散はあるのか、ないのか。先行きが読めない▼25年には、任期満了に伴う市長選と、参院選がある。また、解散がなければ衆院選も任期満了を迎える。どの選挙も、市政運営や国政運営を任せる人を選ぶ大事な選挙。有権者の関心が高まり、少しでも投票率が上がることを期待したい。