最近、厳しい冷え込みの日が続いている。小名浜では17日に最低気温が氷点下4・6度と今季1番の寒さとなったほか、14日以来、26日まで最低気温が氷点下となっている。平年に比べると最高で5・0度ほど低い▼最強寒波が到来した先週末から今週初めにかけ、青森県酸ケ湯では560㌢を超える積雪を記録したという。これまでで最高。県内でも25日に、南会津郡只見町で341㌢を観測、22年ぶりに更新した▼厳しい寒さを迎えると気になるのはインフルエンザ。県感染症発生動向調査週報の第8週(18~24日)によると、インフルエンザの患者数は県内で842人、いわきは149人となっている。ピーク時に比べるとだいぶ減っては来ているが、まだ流行が続いている▼3月7日の県立高校のⅡ期選抜まで、あと1週間となった。〝本番〟に向け、最後の追い込みに余念がないと思う。今までの努力が水の泡にならないよう、体調管理には十分気をつけてほしい。
片隅抄