６日から春恒例の交通安全運動が始まった。先月は火災運動もあって、３月、４月は全国規模での運動が続く▼今年の交通安全運動のスローガンは「ベルトした？みんなしたよが合言葉」で、期間中、市内３警察署では、各交通団体と連携を図りながら、事故防止を呼び掛ける、イベントを繰り広げる。中でも、交通ルールがよく分からない新入学児童が町にあふれる時期だけに、児童を対象にした交通指導に重点が置かれる▼また、近年加齢による運動や判断能力の衰えから、事故に巻き込まれるケースが増えている高齢者については、ドライバーだけが注意していても事故は防げるものではない。高齢者も交通ルールやマナーを守るは言うに及ばず、自らも体力の低下を自覚した運転や、横断に努めることが大事だ▼運動は15日で終了するが、毎日が運動期間中と受け止め、交通安全に対する意識を常に強く持って生活したい。今日は「交通事故死ゼロを目指す日」。
