8月も終わり、朝晩はだいぶ風が涼しくなってきた。なんだかんだといっても季節は確実に秋に向かっている▼本格的な秋の到来とともにやってくるのが行楽シーズン。特に、紅葉の名所では家族連れなどでにぎわう。市内にも幾つかの紅葉の名所があり、10月ともなればイモ煮会と一緒に、紅葉狩りを楽しむ車で駐車場や道路のわきはいっぱい。そこで心配なのが、慣れない場所での運転に、観光地の通行車両の増加による交通事故だ。自分がいくら注意していてもいつ加害者、被害者になるとも限らない。明日はわが身だ▼悲惨な交通事故を1件でもなくそうと、21日から全国一斉に交通安全運動が始まる。毎年、春と秋の年2回行われ、ドライバーや歩行者に事故防止を呼び掛ける▼今運動のスローガンは「夕暮れは気をつけ落ちつけライトつけ」。これからは日没がさらに早まるだけに、ドライバーは早めのライト点灯を心掛け、歩行者は反射材の身につけの徹底を。