本日10日は、常磐の金刀比羅神社例大祭。寒気は厳しかったものの、縁起物を求める人たちで例年通りのにぎわいをみせたようだ。この恒例行事で思い出すことがある▼12～13年前にさかのぼるが、当時の常磐青年会議所（ＪＣ）に所属していたころ、例大祭当日に参道入り口で甘酒を販売した。寒いほどよく売れたものだった。平成13年には常磐白鳥町の「馬の温泉」から提供された蹄鉄を販売した▼前々日からメンバー総出で水洗いと研磨を繰り返し、ピカピカに仕上げた。迎えた当日、「賭け事に御利益があります」などと参拝者に声をかけ、西暦に合わせ２００１円で売りさばいた。翌午年も行ったが、営利目的がとがめられ２回の販売であえなく終了▼思えば、いわき市内に存在した５ＪＣも「いわき青年会議所」に統合されて久しい。最近では、選挙前の公開討論会の主催が目を引くぐらいだ。開いた以上、公約のチェックを冷厳に行い、市民に示してはどうか。
