暦の上では春でも、寒さは厳しいものがある。春を実感するのはまだ先のようだ。冷たい風が吹いて気温も上がらず、大寒を思わせるような日もある▼いわき地方でもインフルエンザが流行し、学級閉鎖をする小学校も出てきている。38度以上の発熱や頭痛、関節炎、筋肉炎などの症状に本人は大変だ。受験や卒業シーズンを迎えるだけに、当人はもとより家族にとっても気がかりなところ▼抄子もインフルエンザと診断され、3日ほど会社を休んでしまった▼いつになったら春の陽気を感じられるようになるのかと思っていたら、8日の大雪。いわき市にこの冬初めての暴風雪警報が発令され、市内は本格的な雪に交通網は大混乱をきたした。雪道に慣れていないいわき市民だけに、スリップや追突事故が多発した▼そこで気になることが。冬用タイヤを履いていない車が見られたことだ。自分の身を守る意味からも、今からでも遅くない冬用タイヤの装着を。