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片隅抄

2015.05.9

かつての刑事ドラマ『太陽にほえろ!』の殉職シーンで、通り魔に刺されて息絶えるマカロニ刑事(萩原健一)が最後に発した言葉は「母ちゃん…」だった▼その後のジーパン刑事(松田優作)の殉職といえば「なんじゃこりゃあ」が有名だが、萩原同様スタッフから特別に殉職シーンを自分で演出することが許された松田が選んだセリフも、実は母親の名前だったことが番組プロデューサーの回顧録で知った▼実際の放映には至らなかったが、自身、複雑な家庭環境で育った松田が母親のことをセリフに入れようとしたことは興味深い▼かあさん、かあちゃん、ママ、おかちゃん、おふくろ、おっかあ、おかん――呼び方はいろいろあれど、その響きはどれも温かく切ない。あすは「母の日」だ。わが老母は84歳。近年はこれが最後の母の日だと思って5月第2日曜を迎えている。家に帰れば母がいるという当たり前の日常。56歳の愚息はささやかな幸せをかみしめている。

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