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片隅抄

2015.05.29

先日、取材のため久しぶりに平・松ケ岡公園を訪れた。息せき切って上り終えると遊具類は一切撤去され、記憶にある風景は消えていた。ここにも震災のつめ跡が未だ残っているようだ▼遠方から炎のように見えたツツジもなく殺風景という形容があてはまるが、周囲を睥睨する安藤信正公の銅像だけはひと際目立った。公園内の一角に過去の大戦にいわきから出征、戦没した英霊をまつる忠魂碑がある▼こちらも震災で倒壊する被害を受けたが、神道関係者などでつくる再建委員会、篤志の方々の努力で原形に戻された。碑の除幕式を取材するうち、太平洋戦争で亡くなった7521柱は判明しているが日清・日露、さらに日中戦争での戦没者は不明と知った▼これらを加えると1万柱は超えるかもしれない。さらに碑は小川町産の桜御影石が使われていた。関係者から再利用した厚み2㌢の石片をいただいたが、建立以来105年の重みがずっしり伝わってきた。

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