6月1日から道路交通法が改正され、自転車運転中に危険なルール違反を繰り返す運転者への罰則が強化されたことはご存じだろうか▼先日、平の上荒川運動公園で高校生のスポーツ大会を見た帰り。自転車の2人乗りこそ目にしなかったが、並走運転や携帯をかけながらの片手運転と、どう考えてみても危険な運転で違反であることは分かるはず▼今回の改正によって、警察官の警告に従わないと14歳以上であれば、中・高生でも取り締まりの対象になることを忘れずに。罰則が重くなった背景には、違反の伴う自転車運転は、事故に巻き込まれる危険性が高いからだ。裏を返せば交通ルールさえ守っていれば事故で命を落としたり、けがをする確率は低くなる。今の世の中、自転車といえどもいつ自分が加害者になるか分からない▼中・高生は通学や部活動の移動にと何かと自転車を利用する機会が多いだけに、学校でも警察官を講師に招いて「自転車安全教室」を開いては。