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片隅抄

2016.04.09

「高原列車は行く」や「オリンピック・マーチ」で知られる古関裕而が生まれ育った福島市には、彼の記念館がある▼花見山の帰り、そこに立ち寄って、職員の方から『誰か故郷を想わざる』『目ン無い千鳥』などを世に出した大久町出身の霧島昇(1914―1984)のことを聞いた▼霧島の妻は『旅の夜風』がヒットした松原操(ミス・コロムビア)だが、古関はこの霧島夫妻に60を超える歌を作曲している。その縁で、記念館では「霧島昇と古関裕而」という企画展を催している。このときは夫妻の三女で歌手の二代目松原操が霧島の歌を披露したという▼「松原さんのドレスはね、お母さんが着ていた着物を仕立て直したものなのよ」。職員はこんなエピソードも教えてくれた。一昨年は霧島の生誕100年に当たり、他県で記念コンサートが開かれた。震災後、久之浜一小で松原さんがリサイタルを開いたが、いわきでもっと顕彰されていい歌手なのではないか。

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