クルマを運転するには、道路交通法を順守し、標識の指示に従わなければならない。ただ、標識ではないが、何の表示なんだろうと、不思議に思う標識もある▼紺色の正方形を黄色くふちどりされた標識。そして、黄色のふちどりされたものが、上下左右に開いた状態の標識が対になっている。高速道路で見かけるものだ。じゃんけんの、「グー」「パー」に似ていることから「グッパー標識」とも呼ばれているが、正式名称は「投雪禁止区域指定表示板」つまり、その標識の間には民家や、道路があり、除雪時に雪を投げ捨ててはいけないと言う意味の除雪車用の業務用標識だ▼雪で道路の境界が分からなくならないようにする標識など、業務用標識は降雪地域に多い。また、信号機が縦になっていたりするのも、降雪地域に対しての配慮だろう▼我々の知らないところで、安全に走行できる配慮がなされている。「守られている」ことを認識し、安全運転を心掛けるようにしたい。