いわきのスポーツ界のお家芸の一つだった学童野球▼この大型連休中、白河市で高円宮杯第38回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント県大会が開かれたが、いわき勢3チームが2回戦までに姿を消す残念な結果になった▼〝小学生の甲子園〟と呼ばれるこの大会にはこれまで、本県代表として常磐軟式野球スポ少が全国優勝1回・準優勝2回を含む出場21回、小名浜少年野球教室もベスト8進出3回を含む10回の出場の実績があり、この2強を中心に熱戦を繰り広げてきた。平成19年にはいわき南野球スポ少が初出場を果たすなど、今年で38回大会を迎えるが、昨年までいわき勢が28回大会連続優勝を飾ってきた▼今年はマツザキガーデンジュニアスポ少が2回戦で、常磐といわき菊田キッズが初戦で敗退してしまった。連続出場はいつかは途切れるものだが、他地区のレベルアップが進んでいるということか。この悔しさを次に生かしてもらいたいものだ。