いわき市北部の標高600㍍を超える高原にあるいわきの里鬼ケ城で22日、「スターウオッチングの集い2018」が開かれる▼県内外からのバンドが出演する「鬼ケ城ブルーグラス(カントリーミュージック)フェスティバル」の協賛事業だが、今回はより独自性を増し、天文の専門家を招いて本格的な天体観測が行われることになった▼市内では遠野オートキャンプ場や高久公民館でも定期的に星空の観測会が行われている。こうした活動とは反対に、市文化センターからプラネタリウムがなくなった。新たに再建はされるのだろうか▼郡山市ふれあい科学館のスペースパークでは、今月から3D天文シミュレーションシステムがオープンした。今後は小惑星探査機「はやぶさ2」の最新情報のレクチャーや星の講演会、プラネタリウムでのコンサートなどが開かれる予定だ。ロマンチックに加えて、科学の目で星空を見つめるのはとても大事なことだと思うのだが…。
片隅抄