8年ぶりに復活する「全国きずなキャラバン出発式」取材のため、きのう久しぶりにスパリゾートハワイアンズの施設内に足を運んだ。折からの高温もあり、館内も熱気が充満していた▼寒さが苦手のため、亜熱帯の雰囲気はむしろ好みだ。もっとも、ここは楽しむことが最優先。Tシャツ姿で過ごすのがよいのだが、仕事ではそうもいかない。取材会場はプール、ステージのあるウオーターパークで行われた▼ここに来るたび、柱を1本も使わず、当時の最先端技術を採用した天井の鉄骨組み込みに目が移る。今でこそ、全国には外国資本による大型レジャー施設が存在するが、昭和40年代に誕生した「常磐ハワイアンセンター」はまさに夢の娯楽施設だった▼現在、館内には歴史を伝える「フラ・ミュージアム」がある。初めて訪れたがパンフレット、チラシなど展示資料に懐かしさがこみ上げ、特色を紹介するドラマ仕立ての家族訪問映像に見入ってしまった。