最近、年のせいか朝起きるのが早くなった。5時にはすっかり目が覚めてしまう。若い頃から朝は強い方だったが、それに磨きがかかったようだ▼早起きで何をするわけでもない。誰も起きていない静寂の中、コーヒーを飲み新聞を読む。自分では無駄な早起きと感じているが、意外と至福の時なのかもしれない。そんな中、最近は散歩をしているという知人の言葉を思い出し、重い腰を上げてみた▼冷んやりとした清々しい空気の中を歩くのは、思いの外気持ちよく、1時間があっという間だった。ただ、歩道の一部が雑草で覆われ歩きにくいところが多々あった。広いいわき、除草が追いつかないのが現状なのかもしれない▼水石山にドライブした時、道路に覆いかぶさる樹木に走りにくい思いをしたことがある。湯ノ岳も同じだった。かつてはバスの路線もあった観光スポットだが、残念だ。市、県の管轄の違いがあるのだろうが、そんなことは市民には関係ないことだ。
片隅抄