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片隅抄

2019.12.17

昭和39年の東京五輪を、今ほど情報通信が発達していなかった時代の先輩たちは夕刊でどう伝えていたのか知りたくて、倉庫から古い保存紙を取り出してみた▼いわき出身の選手の成績は掲載されているが、東京でじかに取材したわけではないので、さすがに臨場感はない。その分、いわきでの応援ぶりを詳細に伝えていた▼昔の新聞をめくっていると、ついほかの記事に目がいってしまう。その中に「平城来年着工を決議」(1月20日付)、「勇壮な平城起工式典」(11月11日付)という記事があった。結局、基礎工事途中で幻に終わる磐城平城再建だが、この時点ではまだ威勢が良かった▼総工費は当時で2億とも2億8千万円ともいわれ、そこに3層5階建ての天守閣を造り、内部に産業館、郷土歴史館、文化館、美術工芸館、展望台を設ける。さらに城壁を模した平屋が連なる建物には図書館、結婚式場、天体研究館を組み込むという計画だ。何と言っていいやら…。

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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