今日から4月。新型コロナ騒ぎで休校が相次いだ小・中学校も新学期を迎える▼町には交通ルールに慣れていない新入学児童があふれるだけに、思いやり運転をしたいものだ。この思いやり運転だが実際はできていないのが実情のようだ。あおり運転は後を絶たず、横断歩道で歩行者が待っている場合は、車を停止させ通行を妨げないことが道交法で決められているが、ほとんど守られていない▼正直、自分に置き換えてみると偉そうなことも言えないが。当然、止まるようにはしているが、急いでいるときなどはつい通過してしまうからだ。新学期はそうはいかない。小さな子どもだけに、よく左右も確認せず道路に飛び出すことがあるからだ。そこでドライバーが細心の注意を払わなければいけない▼6日から春の全国交通安全運動がスタートする。今運動のスローガンは「スマホより横断歩道の僕を見て」。ドライバーは思いやりの気持ちを持って運転をしてほしい。