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片隅抄

2020.6.15

過去の歴史が時間という名の風化にさらされて人々の記憶から消えていく―先の戦争や東日本大震災など―ことは、それを保存して後世に語り継ぐ労苦に比べれば呆気ないほどである▼上皇陛下と上皇后美智子さまが皇太子、同妃殿下時代の昭和36年に公務でいわきを訪れたとき、戸渡の子供たちがその2年前にヤマユリを皇居に届けたお礼を直接申されたい、と平駅で面会。束の間の交流をされてから来年で60年になる▼分校は閉校し、原発事故のあと地元住民の多くが戸渡を離れ、当時の教師も88歳。当の子供たちですら既に70歳を超えた▼当事者が健在でいるうちに、もう一度記憶を掘り起こしてもらうための〝同窓会〞を分校で開きたい。吹上御苑に植えたヤマユリを里帰りさせ分校や小川小・中学校、市役所、平中央公園、フラワーセンターなどで咲かせたい。そしてお礼にもらった新美南吉の童話を手に、おふたりとかつての子供たちとの再会ができないかと願う。

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