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片隅抄

2020.7.2

先日、テレビのBS放送で、「アルキメデスの大戦」という映画を見た。数学の力で戦争を回避させようとする、一風変わった戦争映画だ▼日露戦争以降、日本は軍拡の道に進んでいく。戦艦こそ力だと巨大戦艦の建造を推し進める軍部は、その費用の見積もりを現実性がないほど低く設定し理解を得ようとする。数学の力でその矛盾をつき、やめさせようとする話だった▼努力虚しく、巨大戦艦「大和」の建造は始まってしまうのだが、そこには、意外な事実があった。不沈艦と神話化された大和が、撃沈されれば、さすがの軍部も終戦に向かわざるを得ないだろうという意味が込められていたと言う話▼派手な戦闘シーンを売りにする映画もあるが、ほとんどの場合、反戦がテーマだ。戦争からは、憎しみと悲しみしか生まれない。力でねじ伏せるだけでは、何の解決にもならない。今こそ対話の重要性を再考すべき時なのかもしれない。久々にいい映画に出会えた気がする。

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