「最近、並木通りの再開発はどうなったの」と言う声を聞くことがある。昨年からの新型コロナの影響もあり、多少の遅れはあるものの、確実に進捗している状況だが、建物の取り壊しが始まっていない状況下においては一般の人の見方は厳しいものがある▼7月中には建物の取り壊しが始まり、今年中に着工となる予定だ。ここへ来てちょっとした問題というか、懸念されることが起きている▼再開発を機に字名も「並木の杜」に変更される。その名の如く街中にありながら緑に囲まれた街並みを創出する開発となっている。並木通りは道路が広がり車にとっても快適な通りになる。ただし道路と歩道は県の管轄で整備も県。再開発のデザインにそった歩道にならない可能性が出てきたのだ▼主に予算の関係だと思われるが、昨日今日の話ではない。予算付けには十分の時間があったはず。無機質な歩道では意味がない。再開発と連動する、そんな素敵な歩道にしてもらいたいものだ。