2021.06.10

昨日、本紙の終面に見慣れない広告が載っていたのをお気づきでしょうか。ローカル紙としては異例の他地区の広告の掲載に驚かれた読者も多かったのではないでしょうか▼昨年夏、九州熊本では未曾有の豪雨に見舞われ、その中でも人吉球磨地域は球磨川の氾濫により多くの犠牲者を出す大惨事となりました。１年経った現在も住民の生活はもとより、地域の経済の再生には程遠い状態が続いているのです▼そこで、仲間である「人吉新聞」の地元、人吉市を応援しようと、全国に散らばるローカル紙の仲間が立ち上がりました▼援助には様々な方法があります。我々が出した答えは、水害で壊滅状態の地場産業である球磨焼酎の再生させること。その頒布会を全国各地のローカル紙で宣伝することでした。募金だけでは現状を理解してもらえません。今後の被災地の復興のためにも最良な方法だと思っています。趣旨を理解していただき、読者の皆様の協力をお願いしたい。