〝UFOの里〟で知られる福島市飯野町に24日、国内初となる「国際未確認飛行物体研究所」が開所した。世界中のUFOの目撃情報などを収集し分析、研究成果を発信していくという▼初代研究所長は、往年のミステリーファンにとって聖書ともいうべき、月刊誌「ムー」の三上丈晴編集長。目撃情報が頻繁な青森出身で、マスメディアの出演も多数ありご存知の方も多いだろう。三上氏に協力を仰ぎ、24日の「UFOの日」に聖地へ開所したあたりに関係者の〝本気〟を感じる▼「何を『とんちんかん』な」と言うなかれ。今やUFOの存在は米国防総省も認める存在。25日には米軍などが目撃した144件もの未確認飛行物体に関する報告書が公表され、世界で話題となった▼古くは川口浩探検隊で〝目覚め〟、矢追純一氏の特番を食い入るように見つめた抄子にとって、心浮き立つ重大ニュース。近く足を運びたいが、まずは三和町差塩の宇宙岩で瞑想にふけようか。
片隅抄