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片隅抄

2022.01.29

同じ甲子園の高校野球大会でも、予選から本大会まで負けたら終わりの厳しい連戦が続く炎天下の夏の選手権より、春のセンバツが好きだ▼支部大会、県大会、東北大会で負けてもチャンスがある。21世紀枠という選手権にはない特典もある。1・2年生が秋季大会を戦い、吉報が届くのは年をまたいだ2月。本大会は寒さが和らいだ気候的にも選手に優しい春休み中という気の長い日程だ。短期間に自力で出場権を勝ち取る夏とは違う、主催者から〝招待〟されるセンバツのよさがそこにはある▼いわき海星と磐城が21世紀枠に選ばれたとき、主催者からの電話をソワソワしながら待っていた校長先生の姿が目に浮かぶ。だから吉報の連絡を受けた只見の校長先生が、石をも砕こうかと思うほど力強く握ったこぶしを何度も振り下ろした気持ちがよくわかる▼そうそう。昨秋の秋季県大会、その只見の快進撃を準々決勝で6―0で止めたがいわき光洋であることを思い出した。

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