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2022.02.19

郡山市の中心市街地に「こおりやま文学の森」(郡山市文学資料館)がある▼館内では芥川龍之介らと親交のあった小説家で劇作家・俳人の久米正雄や『貧しき人々の群』で知られる小説家宮本百合子のほか、高山樗牛、中山義秀、鈴木善太郎、真船豊、東野辺薫、芥川賞作家の玄侑宗久らが紹介されている▼平成10年、本紙で「いわき文学風土記」を連載した。いわきゆかりの作家やいわきを舞台に描かれた小説やエッセー、詩などを紹介。そのあとも「風の文学碑」「いわき文学紀行」の続編があり、あらためてその多彩な顔ぶれや作品群に気づかされた▼勿来関文学歴史館で昨年、遠野町生まれの歌人田部君子に初めて光を当てたように、まだまだ時代に埋もれた作家や作品があると思う。文歴以外にも心平記念館や暮らしの伝承郷、図書館があるが、単発の企画展で終わらせることなく、総合的な〝市立文学館〟を設け、その中で常設展示することはできないだろうか。

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