先日、本社主催「第46回お母さんの似顔絵作品展」審査会が行われた。これまで旧本社ビルで行われていたが、いわき駅前再開発事業に伴う社屋取り壊しのため、会場を平体育館に移した▼過去をさかのぼると第1回は昭和51(1976)年。弊社単独ではなく、当時のマルトモ書店と協賛し、イトーヨーカドー平店に作品を展示している。いわき市内の幼稚園児が描いた「お母さんの絵」76点が寄せられ、うち10点が入選している▼翌52年になると5倍超の409点の応募があった。おそらく、同様の企画がなかったことから施設側の関心を集めたのだろう。最近では華やかさを加味するため、市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」で表彰式を実施していたが、コロナ禍のため中止が続いている▼終息の見えない感染症だが、その中でも今回は62施設・1416点の応募があった。ご協力に感謝しながら、わが子が描いた母の顔を展示場でご覧いただきたい。
片隅抄