令和6年の竣工に向けて大規模な重機による基礎工事もおおむね終了し、現在は、埋蔵文化財の発掘作業が行われている▼その件については何度かここで述べさせていただいたが、腑に落ちない点が多々ある。その中の一つに発掘費用の負担の問題がある。法人というだけで、営利を追求しない開発組合が費用を負担するのはおかしいと以前書いたが、請求された数千万円にも及ぶ金額もさることながら、明細にも不明な点が多い▼記載された項目を精査すると、使用する重機や作業員の数等、実数とは明らかに異なっているし、発掘に起因しない費用もかなり含まれている▼組合としては理事会で承認した事項であるが、発掘開始の直前に上程されたもの。内容を精査する時間など皆無で、承認せざるを得ないというものだった。もちろん、大切ないわきの歴史は守っていかなければならないし、協力は惜しまない。ただ、費用の負担も含め、不明瞭な点が多すぎるのが気になる。
令和6年の竣工に向けて大規模な重機による基礎工事もおおむね終了し、現在は、埋蔵文化財の発掘作業が行われている▼その件については何度かここで述べさせていただいたが、腑に落ちない点が多々ある。その中の一つに発掘費用の負担の問題がある。法人というだけで、営利を追求しない開発組合が費用を負担するのはおかしいと以前書いたが、請求された数千万円にも及ぶ金額もさることながら、明細にも不明な点が多い▼記載された項目を精査すると、使用する重機や作業員の数等、実数とは明らかに異なっているし、発掘に起因しない費用もかなり含まれている▼組合としては理事会で承認した事項であるが、発掘開始の直前に上程されたもの。内容を精査する時間など皆無で、承認せざるを得ないというものだった。もちろん、大切ないわきの歴史は守っていかなければならないし、協力は惜しまない。ただ、費用の負担も含め、不明瞭な点が多すぎるのが気になる。