新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向にある中、感染防止を最優先にと市内各地で3年ぶりの夏まつりが実施されている。こちらが直接見たものでは6、7日に催された「いわき七夕まつり」の人出には驚いた▼つい昔話になるが、昭和40年代の通りを埋め尽くした豪奢な笹飾りを知る者にとっては、きらびやかさの少ない近年の同まつりに一抹のさびしさを感じている。商店数の減少など要因はあるが、屋台のオンパレードはあまりいただけない▼感染防止対策の1項にアルコール提供なし、飲食物テイクアウトがあった。もちろんメインストリートでは遵守されていたが、一歩路地に足を踏み入れると、生ビールや酒肴の店頭売りが目立ち、駐車場の一角では座り込んで飲食する人たちの姿もあった▼新規感染者については8日396人、9日525人、10日669人と憂慮すべき数字が続く。3年ぶりに味わう開放感が閉塞感に逆戻りしないことを願うばかりだ。
新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向にある中、感染防止を最優先にと市内各地で3年ぶりの夏まつりが実施されている。こちらが直接見たものでは6、7日に催された「いわき七夕まつり」の人出には驚いた▼つい昔話になるが、昭和40年代の通りを埋め尽くした豪奢な笹飾りを知る者にとっては、きらびやかさの少ない近年の同まつりに一抹のさびしさを感じている。商店数の減少など要因はあるが、屋台のオンパレードはあまりいただけない▼感染防止対策の1項にアルコール提供なし、飲食物テイクアウトがあった。もちろんメインストリートでは遵守されていたが、一歩路地に足を踏み入れると、生ビールや酒肴の店頭売りが目立ち、駐車場の一角では座り込んで飲食する人たちの姿もあった▼新規感染者については8日396人、9日525人、10日669人と憂慮すべき数字が続く。3年ぶりに味わう開放感が閉塞感に逆戻りしないことを願うばかりだ。