ついこの間まで長引く残暑の話題が語られていたのに、時の移ろいは早く、紅葉も終盤に入り自然界は冬の準備へと変わりつつある▼長期予報では、今年は暖冬と言われるが、日中でも日がかげるとぐんと気温が下がり、暖房器を使う機会が増える。国の補助金によって灯油や電気代が抑えられているといっても、物価高騰の折、暖房代が気になる。エアコンの場合、フィルター掃除が消費電力を下げるとされ、本格的な使用を前に、掃除、点検を心掛けて▼コロナが下火になったら、次はインフルエンザ。例年、インフルのピークは1月末から2月上旬だが、今年は9月に入り症状を訴える人が相次ぎ、この時期全国で猛威を振るっている。外出後はうがい手洗いを励行し、室温20度、湿度60%でインフルウイルスが激減するというから室内では加湿器を上手に使ってほしい▼寒く空気の乾燥が続くだけに、規則正しい生活を送り、残り少なくなった今
年を乗り切りたい。