新潟県の鵜ノ浜海水浴場など全国約60の海水浴場が海岸浸食によって砂浜が削られ、海水浴場としての存続が危ぶまれていると聞く▼地球温暖化の影響で高波が発生し、沖合へと浜の砂が運ばれ砂浜が消滅していると。波消しブロックなどで対策を講じてはいるが、景観の問題もあって大変なようだ。いわきの砂浜も東日本大震災後、地震の関係か砂浜が減少している所がある。そのいわきの浜だが今月20日が海開き▼今年は勿来海水浴場をメーン会場に、薄磯、四倉、久之浜・波立の計4海水浴場がオープンする。来月18日までの30日間、いわきの浜は水遊びを楽しむ人たちでにぎわう。先月、行政が行った水質検査では、4海水浴場とも安全基準とされる「適」と判定された▼これからは平七夕、いわきおどり、花火大会といわきの夏はますますヒートアップ。せわしくなると増えるのが交通事故と犯罪。安全運転を心掛け、外出時には家の戸締りをお忘れなく。
片隅抄