11月に入りめっきりと寒くなった。この時期なので当たり前だが、残暑が厳しかった10月の後だけに、一段と寒さを感じる▼気を付けなければいけないのは寒さだけではない。全国でインフルエンザの流行期に入ったと言われている。市内ではまだ猛威を振るうまでは至ってはいないが、抄子の周りでもマスク着用者が目立ってきた。重症化すると命にかかわるだけに、うがい手洗いを徹底し予防に努めたい▼22日は二十四節気の一つ「小雪」。大雪と比べるとなじみが薄いが、本格的な寒さに備え衣食住を冬対応に切り替える時期でもある。冬野菜がたっぷりと入った暖かい鍋料理がうれしい季節だ。しっかりと食べて体力をつけ、これから厳しさを増す寒さに備えたい▼冬が近づくと気になるのが冬用タイヤへの交換時期。抄子は師走に入ると交換するが、中には夏用タイヤで一冬を過ごす人がいる。何かあってからでは手遅れ。備えあれば憂いなし。早めの交換を。
片隅抄