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片隅抄

2025.01.29

光陰矢の如し。月日が過ぎるのは早いもので、今週末は2月▼昨年は能登半島地震で幕を開け、今年は青森など日本海側で記録的な大雪に見舞われた。毎日の雪かきに住民は疲労困憊。雪によって交通が大幅に乱れ、物流はマヒし生活に支障が生じた。地震に加え、昨年9月の豪雨で二重の被害を受けた能登地方では、今回の大雪によって復旧・復興がさらに遅れないかと心配だ▼「なんで能登ばかり」。仮設住宅で避難生活を送る住民の言葉に、かける言葉もない。14年前に東日本大震災を経験したいわき地方だが、震災直後から「がんばっぺ!いわき」を合言葉に今も復興に努めている。地震、豪雨、大雪と三重苦に心も折れようが、どうかあきらめないで、前を向いて1歩1歩進んで行ってほしい。「がんばっぺ!能登」▼今月17日は阪神・淡路大震災から30年だった。時間とともに震災の記憶の風化が進む中、災害を忘れずに、備えだけは怠らずにいたいものだ。

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