ブランドの価値、イメージを時代に合わせ再構築する「リブランディング」。聞きなれない言葉だが、このコンセプトのもと、常磐湯本町の温泉神社がロゴマーク・タイプの策定と体験型お参りを始めた▼鳥居を図案化したものは、よく見るが神社におけるロゴはなじみが薄い。その点を具現化したところに、若い宮司さんの情報発信が光る。もう一つの体験型お参り「癒しの湯浴み祈願」も新感覚の試み▼境内に湧き出す温泉を桶で汲み、適温にしたあと手足を浸けて心身をリラックスさせる。一連の作法を伴うが、正式な二礼二拍手一礼のように難しい流れはない。本紙でも紹介済みのため、体験希望者を受け付けている▼さまざまなブース出店でおなじみの「マルシェ」などを催している四倉諏訪神社。こちらも若い宮司さんによる新たな企画「海風社子屋」がスタートした。不定期ながら宮司、ゲストの講話、ワークショップを用意。第2回目は来月3日になる。