今年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」が4日からスタートしたが、視聴した人たちの感想はどうだっただろう▼これまでの主役だった秀吉ではなく、天下統一の陰にこの人ありと高く評価され、豊臣家没落時にこの人が生きていれば…と惜しまれた弟・秀長にスポットを当てた点は新鮮で、これからどういう展開になるのか楽しみではある▼しかし、いきなり2匹の猿のアニメから始まり、今回の大河のテーマである『兄弟の性格の対比』を押し付けるような誇張した演出、耳に残らないテーマソング、急を要する道普請で信長がいきなり百姓に扮して登場する設定など違和感も覚えた▼セリフ回しや演技が妙に騒がしい若い主役の2人とは別に、山口馬木也ら脇役陣のしっかりした演技には安心した。3作前の「どうする家康」で、主役の松本潤を重臣を演じたベテランの役者陣が支えたのを思い出した。戦国時代は当たる大河だが、さて今年の場合の視聴率はどうだろう。