多様化の時代において、わが国の首相が女性であっても特に違和感はない。本人の意欲とそれを推す勢力が合致した結果であり、民主主義のルールからは逸脱はしていない▼年明け早々、降って湧いた衆院解散説。先の総選挙から任期半分にも満たないのに、何が彼女をそうさせたのか。自身の高い支持率を背景にしたにせよ唐突感は否めない。すでに通常国会冒頭での解散、総選挙の道筋ができているようだ▼「政界一寸先は闇」のごとく、長い蜜月を過ごした自公政権も終わりを告げ、片や野党第一党と新党結成の動きもある。一連の解散、総選挙の流れを「大義なき」と批判するも、こちらの意義も計りかねる▼時代の推移とともに選挙の手法、分析も複雑化している。若年世代のすそ野を広げようと、有権者の年齢を下げてみても投票率アップにはつながっていない。逆に雪崩を打ったようにある政党と候補者が当選ラインに踊り出る。さて今回はどうなるか。