磐城平城しろあと公園開園記念イベントとして4月11日、奈良大学特別教授(元学長)で城郭考古学者の千田嘉博さんが講師として来市する▼明るいキャラクターで語られる天守や櫓、石垣、土塁、濠などお城に関する考察は実にわかりやすい。記念講演とパネルディスカッションを通じ、どんなふうにお城の魅力を伝えてくれるのか楽しみだ▼国内外2000カ所の城を踏査した千田さんだが、磐城平城の落城から現在まで市内で行われてきた櫓の復元計画や城跡の整備事業をどう評価するだろうか▼同様に戊辰戦争で落城した鶴ケ城や白河小峰城、棚倉城と違って、濠を埋めて鉄道を通し、郭内を宅地化してしまうなど、城などなかったかのように開発した先人たちの判断は仕方なかったのか。それより、平地でなくいわき駅裏の、階段や坂道を上らねばならない狭い高台にわざわざ体験学習施設を造る必要があったのか。千田さんの千里眼にどう映ったか聞いてみたい。