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片隅抄

2019.05.31

先日、5夜連続で放送されたドラマ「白い巨塔」。衝撃的な死を迎えた故田宮二郎さん主演版をリアルタイムで見ていた世代としては、やや物足りなかったのは確かだ▼山本薩夫監督の映画は若い頃の田宮さんが主役財前五郎を演じ、近年でもそれぞれの役者が野望ぎらつかせる外科医にふんしている。海外ロケのなかった田宮版だが原作、脚本ではドイツ外科学会に招かれ、手術を行うシーンが盛り込まれている▼短時間でオペを終了する魔術的な技術に称賛を浴びる一方、日本では誠意のない診療の結果、悲惨な死を遂げる入院患者が描かれている。ここが運命の分岐点となり訴訟に発展、予想だにしない最期を迎える▼作者山崎豊子さんは、入院時での体験が作品の基になったという。さて、これまで本市公立病院の医師に不満をぶつける電話をいただいたことは一度ではない。医療にすがる患者と誠心誠意で向き合うことは、いつの時代も不変である。

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