いわき市内を駆け巡る業務に携わるが、旧5市合併による面積の広さを再認識することがある。同時に生まれも育ちも平だけに、中心市街地の優位性を意識する▼これでは井の中の蛙と同じ。平地区に隣接する周辺の町をどれだけ知っているかと問われれば、自信がない。例えば、好間町がある。インターチェンジを境に地域の様相ががらりと変わっていく▼先日、取材目的地の北好間を訪れた。事前に地図で確認したにも関わらず、迷ってしまった。桜が散った川沿いを走り小さな集落にたどり着いた。映画『幸福の黄色いハンカチ』のラストシーンを思わせる情景が眼前に広がった▼住民の方に聞くと、その住所は目的地とは逆方向。すぐさま引き返し、目星をつけてどうにかたどり着いた。取材後、あらためてその方の自宅周辺を見回してみた。この先は好間町榊小屋か大利かと思いながら、これからの季節、新緑包まれた中でのギャラリー見学は楽しいかも。