今年も高校野球夏の福島大会の開会式を取材した。昭和の昔からこの式を見ているが、ずいぶんと式次第も様変わりしたとつくづく思う▼今年は出場62チームだが、昔はもっと多かった。それなのに入場行進で早めに登場したチームは70校、80校が揃うまで立ったまま待っていたのだ。その後のお偉い人たちの挨拶もまた長かった。主催者である県高野連と新聞社に続いて来賓、審判団の長が高校野球がいかに感動的か声高らかにのたまうのだ▼夏の日差しが照り付ける中、式の途中で気持ちが悪くなって倒れそうになったり座り込む選手・生徒を何回か見るたび、「早く終われよ」と呆れていた▼熱中症対策として、最近は式の挨拶が簡素化した。入場した順に腰を下ろして待機させ、水分補給の時間を設けた。試合中も、クーリングタイムでひと休みさせるなど健康管理には余念がない。それでも脚がつったりするのだがらプレーする選手たちは大変だ。どうかご自愛あれ。