防犯、安全性などの点から普段は、見ることも立ち入ることもできない施設がある。先月25日、「森と湖に親しむ旬間」の期間中に合わせ、小川町の小玉ダムで体験ツアーが開かれ、取材に訪れた▼エレベーターで地下100mの最深部まで降り、監視廊に到着。水が滴り、室内温度は12~13度で常時、この温度だという。そのヒンヤリ感は天然のクーラーを思わせた。外に出て全体を見上げてみたが、視界に迫るコンクリート威容に圧倒された▼思い起こせば、1991(平成3)年、水をためる前の定礎式を記念し、工事に関係したゼネコン、地元企業の協賛を得て新聞広告を制作したことがある。眼前に広がる濃い緑を見ながら、あれから35年かと、時の経つ速さを感じた▼市内には3つの県営主要ダムがある。南部地区では、かつて夏のイベント日程に四時ダムまつりがあった。管轄は異なるが、ダムの役割を周知する機会を増やしてもよいのではないか。