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『名画のコスチューム』

著 者:内村 理奈
出版社:創元社
価 格:3,520円

さまざまな絵画から見る中世~近代の西洋服装史
 この本の序文によればコスチュームとは、時代や国、地域、民族、あるいは職業や地位、身分、さらには儀式やシチュエーションなどを表す衣服であると定義される。
つまりコスチュームを見ればその人物がどんな人なのか分かるし、逆にどんな人物に見せたいかでコスチュームを選ぶこともできる。
本書は、中世から近代にかけての絵画の中からわかりやすいキャラクターを選んで、王侯貴族から庶民まで様々な身分や職業の人びとを美麗な絵画で紹介している。
西洋服飾史は主に貴族社会の流行の歴史であるが、この本ではそこからこぼれ落ちた人びとのくらしやコスチューム、そしてそのコスチュームに込められた意味を知ることができる。
4㌻ずつ60の項目からなっており、全ての項目にオールカラーの絵画が掲載されているので、ぱらぱらとページをめくってお気に入りの絵を探すだけでも楽しい。西洋史やファッションに興味があるならば、一度読んでほしい本である。
(ヤマニ書房本店勤務)

※紹介する人:馬目裕一さん

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