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10月6日ニュース

詩人萩原朔太郎の没後80年展

「ふらんすへ行きたしと思へども/ふらんすはあまりに遠し…」(旅上)、「げにそれは/夜明けんとする時の/最初の鶏鳴であつた」(月に吠える)などの詩で知られ、今年没後80年に当たる萩原朔太郎の作品世界を紹介する企画展「萩原朔太郎大全2022―詩の岬―」が8日から、市立草野心平記念文学館で始まる。会期は12月18日まで。同館主催、萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち前橋文学館、群馬県立土屋文明文学館協力、いわき民報社などの後援。
観覧料は一般440円、高・専修・高専・大生330円、小・中学生160円。開館時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。休館日は月曜、11日(10日は開館)。
会期中の催しとして、記念講演会「私が出逢った詩人たち―草野心平さんの思い出―」が来月13日、同館小講堂で開かれる。現在、聴講者を募集している。
前橋文学館長で朔太郎の孫にあたる萩原朔美さん(76)が講師を務め、朔太郎と心平らの詩壇での交流などを紹介する。聴講無料で定員50人。時間は午後2~3時半。
同館学芸員によるギャラリートークは同19日、12月10日に開かれる。時間は午後2時から30分間。申し込み不要(観覧券要)。
問い合わせは、同文学館=電話(83)0005=まで。


市中学校新人ハンドボール競技

令和4年度市中学校新人体育大会ハンドボール競技大会(市中体連主催)が1、2の両日、内郷コミュニティセンターで開かれた。
大会には、男子4、女子3校が出場。2日間にわたり、男女それぞれ総当たりリーグ戦で優勝を争った。熱戦の結果、男子は内郷一、女子は中央台北がともに全勝で優勝した。
県大会は11月12、13の両日、福島市のあづま総合体育館で開かれる。
結果は次の通り。
◇男子①内郷一3勝②泉2勝1敗③小川1勝2敗④中央台北3敗


カーボンニュートラル推進へ提言

いわき商工会議所(小野栄重会頭)は4日、脱炭素社会に向けた国、県の政策動向を踏まえながら、2050年の温室効果ガス排出ゼロを目的に取り組みなどをまとめた「いわき市カーボンニュートラル推進に係わる検討会」の提言などを市に報告した。内容は本市における森林・藻場の保全活動を通じたCO2(二酸化炭素)の吸収源対策、カーボンニュートラル港に選定されている小名浜港を中心にした中長期的な低炭素化環境整備による地域産業の競争力強化、福島高専などの学術機関と民間企業の共同事業を軸とする人材育成、技術開発などが盛り込まれている。
提言では①森林・海洋藻場等(吸収源対策)②エネルギー転換・産業・業務部門③学術機関・先進企業連携部門④その他の提案(家庭部門・廃棄物等)とし、市内民有林の二酸化炭素吸収認定・藻場によるブルーカーボンオフセットによるクレジット創出、小名浜港東港地区へのアンモニア輸入基地等整備、洋上風力基地の機能誘致、常圧水素の導管整備、東京大先端研、福島高専、NEDO等と民間事業者の交流促進連携および共同技術開発、食品ロス・資源ごみ分別啓発と類似課題を持つ地方公共団体等との情報交換を柱としている。
内容は今月から来年2月までの期間、共同講座(90分・11回)、Webセミナー(3回)、公開シンポジウム(1回)を開催し、福島高専の学生、同社社員、同会議所関係の企業従業員らが専門性を習得するもので、各大学研究施設、大手企業、省庁などから教授、職員を講師に招き、テーマに沿った講義などを行う。

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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